のんびり過ぎる毎日は

たわいもないアラカン女子のつぶやき

回想、そして ワンコへ

16年程前 次男が県外の高校へ入寮した。

長男は県外の大学生で一人暮らし。

亭主さんの帰宅は毎日 22時を過ぎ

私は 一日のほとんどを ひとりぼっちで過ごした。

寂しいというより苦しくなって

来てもらったワンコ。


来たばかりの頃は 

毎日 2、3回ボール投げをして遊ばせた。

走る事と食べる事が大好きだった。

私の体調が悪く

最初は5分の程の外の散歩しかできなかったのに

いつからか 1時間くらいは一緒に外を歩けるようになった。


そして


いつからか ワンコの方が先に息が上がって

散歩の距離がグッと短くなった。

時々 つまずいたりこけたりするようになった。


私が外から帰っても 寝床から でてもこなくなった。。。


待ち遠しくてたまらなかったご飯をみても 尻尾もふらず

ぼぅっとみつめるだけで

食べても 残すようになった。。。


真っ直ぐ歩けずよろけるようになった。。。


それでも 自分で立ち上がり最後まで自分で歩こうとした。



帰って来れなくなって

初めて抱っこしてハウスまで運んでから

たった一日半で 旅立った。



また 私は 昼間

ひとりぼっちになった。


でも

I5年前とは違う。

ワンコがいたから いろんなことにチャレンジして

ひとりでも楽しめるようになった。

今は ひとりぼっちなんて思わない、

お一人様だ!様だよ!



ワンコに

諦めない前向きな生き方を見せてもらった。

同じ事でも後ろ向きに考えるのと

前向きに考えるのとでは

大きな違いよね。

わかったよ。




天国でまた パパとママと自由に走り回ってあそんでね。



バイバイワンコ。サンキュ。